浄土真宗では、三帰依文の事を「礼賛文」と呼び、大切な文として、勤行聖典の一ページ目に載っています。
人身(にんじん)受(う)けがたし、今(いま)すでに受(う)く。仏法(ぶっぽう)聞(き)きがたし、今(いま)すでに聞(き)く。
この身(み)今生(こんじょう)にむかって度(ど)せずんば、さらにいずれの生(しょう)にむかってか
この身(み)を度(ど)せん。大衆(たいしゅ)もろともに至心(ししん)に三宝(さんぽう)に帰依(きえ)したてまつるべし。
みずから仏(ぶつ)に帰依(きえ)したてまつる。まさに願(ねが)わくは衆生(しゅじょう)とともに、
大道(だいどう)を体解(たいげ)して無上意(むじょうい)をおこさん。
みずから法(ほう)に帰依(きえ)したてまつる。まさに願(ねが)わくは衆生(しゅじょう)とともに、
ふかく経蔵(きょうぞう)に入(い)りて知恵(ちえ)海(うみ)のごとくならん。
みずから僧(そう)に帰依(きえ)したてまつる。まさに願(ねが)わくは衆生(しゅじょう)とともに、
大衆(たいしゅ)を統理(とうり)して一切(いっさい)無碍(むげ)ならん。
無上甚(むじょうじん)深(じん)微妙(みみょう)の法(ほう)は、百千万劫(ひゃくせんまんごう)にもあい遇(あ)うことかたし。われ今(いま)見聞(けんもん)
し受(じゅ)持(じ)することをえたり。願(ねが)わくは如来(にょらい)の真実(しんじつ)義(ぎ)を解(げ)したてまつらん。
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合掌